息苦しい原因とストレス

息苦しい原因と言うと呼吸器系の疾患を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？実際、肺炎や気管支喘息、風邪など確かに呼吸器に原因がある場合も多いのですが、最近多いのがストレスによる息苦しさ。特に女性を中心に若い世代でこうした症状を発症する人が増えているようです。

ご存知のようにストレスは私達の身体に様々な影響を与えます。適度なストレスは生きていく上でも大事なのですが、過度なストレスは思わぬ疾病の原因となってしまうことがあります。その一つが息苦しさです。特に過度なストレスがかかる状況に陥ると症状が現れます。例えば大事な会議でプレゼンテーションを行わなければならない時や仕事で重大なミスを犯した時など緊張を伴うストレスがかかった時です。

そしてこのストレスによる息苦しさの難しいところは最初こうした過度のストレスに晒されることで発症するのですが、一度発症するとそれほどのストレスや緊張がかかっていない場合でも発症しやすくなってしまうというところです。

最初は重大な会議などの場面で発症したものが、次第に会社に近づくだけで息苦しさを覚えるようになってしまいます。こうなると社会生活そのものに支障がでてしまいますので、抗うつ剤などの薬物と認知療法などの心理療法を用いて治療することも多いようです。