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美白美容液を選ぶ時に気を付けたいこと

多くの女性が悩んでいるシミやくすみ。自分の周りでもそんな美白に関する話をよく耳にします。最近では、各メーカーからさまざまな美白美容液が発売されています。また数年前には、美白化粧品による白斑の副作用でテレビなどでも話題になりましたね。

 

これはどのスキンケア製品でも同じ事が言えますが、美白美容液の場合はとくに自分に合った製品を選ぶことが重要になります。美白成分は肌との相性がはっきり分かれる傾向があり、合わない製品をしようしてしまうと美白効果どころか肌荒れなどのトラブルの原因となってしまう恐れもあるからです。

 

美白美容液を選ぶ際にはまず使用されている美白成分をチェックしましょう。美白成分によって備わっている効果や肌への刺激が異なるからです。大半の美白成分はシミ・くすみの原因となるメラニン色素の生成を抑制する効果を主としていますが、ハイドロキノンやビタミンC誘導体のように、既にできてしまったシミを薄くする還元作用を備えているものもあります。

 

特にハイドロキノンが配合された美白美容液は、優れた効果と引き換えに、肌への刺激が強い傾向が見られます。肌に合わない人が使用すると肌荒れなどのトラブルを抱えてしまう恐れがあります。さらに効果が強く出すぎると、使った部分の肌が白くなってしまう白斑という問題が生じることもあります。

このデメリットに関してはハイドロキノンの濃度がポイントになります。市販の美白美容液では1~5パーセントまでの濃度で配合されているので、自分の肌に負担がない濃度のものを選ぶことが、この成分を賢く活用する鍵となるのです。

最近では、刺激が強い問題点を解消した新安定型ハイドロキノンというタイプも登場しています。効果は少々劣るものの、低刺激で浸透力にも優れているので、チェックしてみても良いでしょう。

 

あくまで安全に使用していける自分の肌と合った美白美容液を選ぶことが大前提です。

美白成分の効果効能やデメリットなどの知識も身に付け、安全で最適な製品を見つけて憧れの美白肌を手に入れましょう。

 

参照:美白美容液