健康管理士野間たくやの美容と健康のウソ?ホント?

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敏感肌でも基礎化粧品を上手に選んで、肌をいたわろう

敏感肌だと使える化粧品が限られてしまうという話を耳にします。その名の通り、肌が敏感な状態なので、何かしらの成分が肌に刺激を与えてしまうことが多いのです。そのため敏感肌の人は化粧品選びで苦労していることが多いそうです。

 

敏感肌の人が基礎化粧品を選ぶうえで念頭に置きたいことは、保湿対策を優先するということです。保湿、つまり乾燥対策が何故敏感肌に効果的なのかというと、肌が乾燥することによりバリア機能が低下し、肌が刺激に弱い状態になってしまうからです。つまり、肌の乾燥と敏感肌には密接な関係があるのです。

 

そこで化粧品で保湿成分を補っていくのですが、成分によって効果のある化粧品が異なってきます。

化粧品の基本、化粧水の場合は水分が殆どです。そのため水溶性であるヒアルロン酸やコラーゲンが含まれているものを、保湿成分の代表ともいえるセラミドは油溶性なので、油分の多いクリームや乳液で補う、といった具合です。化粧水でセラミドを補っても全くの無意味ではありませんが、配合できる量に限りがあるので効率的とは言えません。 

 

また敏感肌を早く改善したいがために、有効成分が多く配合されたものを選びがちになってしまいますが、これもおすすめできません。配合された成分が多ければ多いほど、肌への負担が大きくなってしまうので、できるだけシンプルな内容の物の方が敏感肌には向いているのです。

 

 

スキンケア製品は塗布の際にどうしても肌を摩擦してしまうことになります。化粧水に美容液・乳液にクリームとあれやこれやと使うと、その分肌を擦る回数が増えてしまうという問題があります。スキンケア製品の内容や使い方に気を付けていてもどうしても肌に負担がかかる…という場合には、1つで全ての工程を行えるオールインワンという選択肢もあります。

オールインワンを選ぶ際も、他のスキンケア製品を選ぶ時と同じようなことを気を付ける事、そして塗布による摩擦を少しでも減らすために、できるだけ多くの役割を兼ね備えたものの方が適しています。

 

 

敏感肌だとどうしてもスキンケアが思うようにできず、敏感状態がさらに悪化してしまうこともあります。上記に挙げたような事を念頭に置いて上手に基礎化粧品を選び、効果的なスキンケアを行って、来年は健康な肌を取り戻してください。

 参照:敏感肌で使ってみたい基礎化粧品

洗顔石鹸で顔を洗って、きれいな肌になろう

近頃洗顔の際に石鹸を使っているという知り合いが増えてきています。洗顔料と言えばフォームがポピュラーですが、泡立てが面倒くさい石鹸を敢えて使う利点は何なのか聞いてみました。

 

すると使用者が口をそろえて答えることが「肌に優しい」ということ。調べてみると、洗顔料でも石鹸とフォームでは材料はもちろん、添加物の有無という点も差がありました。

洗顔フォームは製造コストの削減のため、合成界面活性剤が使われていることが殆どです。合成界面活性剤が使われていなくても、泡立ちを良くするために添加物が使われています。化粧水や美容液などのスキンケア製品を選ぶ際は、これらが入っていないものを気を付けて選んでいても、洗顔料で気にしている人は少ないのではないでしょうか?

 

また洗顔石鹸の場合は天然由来の材料を使用していることが多いこと。特に泥や竹炭は粒子が細かく吸着力に優れているので、毛穴の奥まで入り込み汚れを掻きとってくれるので、毛穴の黒ずみを気にしている人には特に人気のようです。

強くすらなくても指を滑らせるようにするだけで、汚れを落としてくれるので、こういった面でも肌に優しいのです。

乾燥肌や敏感肌の人は、洗顔料ですら肌荒れを起こしてしまうのでお湯や水だけで洗顔する、という人も多いと聞きますので、一度洗顔石鹸を試してみるのをお勧めです。

 

せっかく肌に優しい石鹸を選ぶのだから、泡立てにも注意を払うことが大切です。顔を洗う前に手をきれいに洗っておくこと、一気に泡立てようとせず指先でなでるように泡立てていき、途中でも何度かぬるま湯を足していくこと、この3つが上手に泡立てるポイントです。

 

スキンケア製品については色々と気にする人は多いと思いますが、洗顔まで気を遣うという人は少ないかと思います。自分もそうでした。

しかし洗顔の時点で肌をいたわっておけば、その後のスキンケアでも効果が高まるのではないでしょうか?せっかくスキンケアを行うのであれば、洗顔から気を付けていきたいですね。

参照:洗顔石鹸の口コミ

カバー力のあるファンデーションの選び方とは

女性のお化粧で欠かせないものと言えばファンデーション。昨今は様々なタイプが出てきているので、何を基準に選べばいいのか分からないという人も増えてきているようです。

ファンデーションを選ぶ基準と言えば、もちろんカバー力です。添付しても肌の悩みが全然隠れなければ、メイクする意味がありません。

では、厚塗りすれば、欠点は隠せる?当然ながらそんなわけはありません。欠点を隠したいあまり、同じ箇所に重ね塗りをしていけば、肌のキメや毛穴などに入り込んで、メイク崩れの元になったり、ファンデーションがよれて、悩みが更に目立ってしまいます。

 

 

まず、ファンデーションの種類と特徴、そして自分の肌質を理解することが大切です。

現在販売されているファンデーションは、大きく2つに分かれます。

1つ目はパウダリーファンデーション。ファンデーションといえばこちらを想像する人も多いのではないでしょうか。

このタイプはブラシやパフに取ってから肌に添付するので、量が調節しやすく、またピンポイントで塗ることができるので、メイク直しがしやすいのがメリットです。

軽い仕上がりなので、普通肌・脂性肌・ニキビ肌の人に向いていると言われます。

しかし、軽い仕上がりのため、脂性肌の人は化粧崩れしやすい、カバー力が弱いので厚塗りしがちになってしまうというデメリットもあります。

 

 

もう1つがリキッドファンデーション。液状をしているので、テクニック不要でムラなく添付できます。パウダータイプより肌に摩擦を与えることなく添付できるので、乾燥肌・敏感肌の人に向いていると言われます。

しかし、ファンデーションに含まれる油分によってテクスチャに差が出てきますので、それぞれの商品によって塗り方のコツは異なってきます。

パウダータイプよりもカバー力があるので化粧崩れをしにくい反面、油分が多いので肌に負担がかかる点、化粧崩れを起こしにくい=メイクオフでも肌に負担をかけてしまう、というデメリットがあります。

 

 

このように、 一口にファンデーションと言っても、種類によってメリット・デメリット、向いている肌質は異なってきます。

カバー力を重視するとともに、これらの特徴を理解しておかなければ、添付するだけで肌トラブルのもとになる場合もあるのです。

もちろん、普通肌・脂性肌の人は絶対パウダータイプ、 敏感肌だからリキッドタイプを利用しないといけないというわけではありません。おおまかに向いているタイプを把握した上で、実際の使い心地やカバー力で、自分に向いているか判断するようにしましょう。

 

今回紹介したのは2つのタイプですが、ファンデーションはここ数年で様々な種類が出てきています。パウダー・リキッドのいい点を生かしながら、それぞれの欠点をなくしたもの・肌に優しいミネラルファンデーションと呼ばれるものなど、そのタイプは多種多様です。

それぞれの商品特徴を理解して、自分に向いているものをきちんと見つけること、年齢による肌質の変化も考慮して、何年も同じものを使い続けることなく、都度使うものを見直すことが、ファンデーションで肌の悩みをきれいにカバーするポイントになります。

 

 

参照:カバー力で選ぶファンデーション

乾燥肌の人も、自分に合ったファンデーションでお化粧を楽しんで

最近、女性の間でミネラルファンデーションなるものが人気だという話を耳にしました。

その名前の通り、ミネラル(鉱物)から作られ、防腐剤や着色料などの添加物が使われていないので、肌に優しいというのが特徴らしいです。

 

私の知り合いの中にも、敏感肌だったり乾燥肌で、ファンデーションで肌荒れを起こしてしまうという人がいます。このような既存の化粧品が使えない人に、特に支持を受けているとのこと。

そもそも、肌が乾燥していると何故すぐ肌荒れを起こしてしまうのでしょうか?

 

それは、乾燥による肌のバリア機能の低下が大きく関わっています。本来なら真皮層にある保湿成分が、肌の細胞同士をしっかりつなぎ合わせて、肌の水分の蒸発や外部からの刺激を防いでいます。

しかしこの保湿成分が減少すると、肌の細胞と細胞の間に隙間が生まれ、水分が蒸発し乾燥肌へ。そして紫外線と言った刺激も肌の奥へ入り込みます。

そして紫外線は、肌内部の細胞のつながりを裁ってしまいます。そしてそこから水分が蒸発し…という悪循環になるのです。

 

そして、多くの女性が気づいていないのですが、普段のスキンケアが原因で、乾燥肌になってしまうパターンが多いのです。

近年、過剰な洗浄意識を持った女性が増えています。そのため、クレンジングでもゴシゴシ、洗顔でもゴシゴシ…。下手したら2度洗いをする人までいます。しかし、この強くこするように洗うことで、肌に必要な皮脂まで洗い流しているのです。皮脂=脂ぎっているといういいイメージがないのですが、ある程度の量は肌を守るために必要なのです。この必要な分の皮脂まで流してしまうので、肌が全くの丸腰状態に。いくらいい化粧品を使っていても、肌が弱い状態では何の意味もありません。

 

数年前までは、化粧品=防腐剤や合成界面活性剤が入っていて当たり前・そうでないと品質を維持できない、ということで、乾燥肌の人が化粧をするのもままならない状態でした。

しかし冒頭にあげたように、近年は肌に優しい化粧品が増えているのです。特に最近は、肌への刺激を減らしただけでなく、保湿効果を兼ね備えたファンデーションも増えてきています。これはつまり、化粧をしながら肌質を改善してくれるという一石二鳥のものです。

他にもUVカットを兼ね備えたものもあるので、化粧と紫外線対策が1回で済むので、これもまた肌への摩擦を減らせることになります。

 

今まで、肌が荒れるから化粧も思い通りにできなかったという方々、ミネラルファンデーション以外にも、肌に優しい化粧品は増えてきています。

自分に合ったファンデーションで、思う存分メイクを楽しんだらいかがでしょうか?

 

 

参照:乾燥肌で使ってみたいファンデーション

美白美容液を選ぶ時に気を付けたいこと

多くの女性が悩んでいるシミやくすみ。自分の周りでもそんな美白に関する話をよく耳にします。最近では、各メーカーからさまざまな美白美容液が発売されています。また数年前には、美白化粧品による白斑の副作用でテレビなどでも話題になりましたね。

 

これはどのスキンケア製品でも同じ事が言えますが、美白美容液の場合はとくに自分に合った製品を選ぶことが重要になります。美白成分は肌との相性がはっきり分かれる傾向があり、合わない製品をしようしてしまうと美白効果どころか肌荒れなどのトラブルの原因となってしまう恐れもあるからです。

 

美白美容液を選ぶ際にはまず使用されている美白成分をチェックしましょう。美白成分によって備わっている効果や肌への刺激が異なるからです。大半の美白成分はシミ・くすみの原因となるメラニン色素の生成を抑制する効果を主としていますが、ハイドロキノンやビタミンC誘導体のように、既にできてしまったシミを薄くする還元作用を備えているものもあります。

 

特にハイドロキノンが配合された美白美容液は、優れた効果と引き換えに、肌への刺激が強い傾向が見られます。肌に合わない人が使用すると肌荒れなどのトラブルを抱えてしまう恐れがあります。さらに効果が強く出すぎると、使った部分の肌が白くなってしまう白斑という問題が生じることもあります。

このデメリットに関してはハイドロキノンの濃度がポイントになります。市販の美白美容液では1~5パーセントまでの濃度で配合されているので、自分の肌に負担がない濃度のものを選ぶことが、この成分を賢く活用する鍵となるのです。

最近では、刺激が強い問題点を解消した新安定型ハイドロキノンというタイプも登場しています。効果は少々劣るものの、低刺激で浸透力にも優れているので、チェックしてみても良いでしょう。

 

あくまで安全に使用していける自分の肌と合った美白美容液を選ぶことが大前提です。

美白成分の効果効能やデメリットなどの知識も身に付け、安全で最適な製品を見つけて憧れの美白肌を手に入れましょう。

 

参照:美白美容液

自分に合った育毛剤を選ぼう

育毛剤の購入を検討しているけど、「たくさんある種類の中でどれを選んだらいいのか分からない」といった悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか?

数えきれないほどの育毛剤が店頭に並んでいる中で、本当に自分に合った育毛剤を見つけるには、何をポイントに選んだら良いのでしょうか?

 

薄毛・抜け毛対策のためには、まず自分が抱えている原因をできるだけ把握しておく必要があります。しかし薄毛・抜け毛をもたらす原因は数多く、しかも複数の要因が絡み合って進行するケースも多いので、なかなか難しい面もあります。

 

薄毛・抜け毛の原因は、男女間で大きな違いが見られます。男性の場合には遺伝的な要素が大きく、AGA(男性型脱毛症)の原因の大半は遺伝だといいます。体内においてジヒドロテストステロンという抜け毛を促すホルモンが作られやすく、影響を受けやすい体質の人がこのタイプの薄毛が見られます。この体質は隔世遺伝する傾向があるといいます。

 

一方女性の場合は、頭皮環境の悪化が原因で薄毛・抜け毛が進行していくケースが見られます。過剰なヘアケア、パーマ、カラーリングなど、誤ったヘアケアが頭皮にダメージを与えてしまうほか、無理なダイエットやホルモンバランスの乱れといった生活習慣や健康上の問題で発毛が阻害されてしまうことが多いのです。こうした原因から血行不良や栄養不足に陥り、発毛に必要な栄養分が不足して薄毛・抜け毛になってしまうわけです。

 

育毛剤には大きく分けて5つのタイプがあります。あなたは育毛剤を選ぶ時、知名度や値段で決めていませんか?高い効果を望むなら、自分の症状に合った育毛剤を選ぶことが大切です。当たり前のように思えますが、これが意外と難しいのです。

 

・男性ホルモン(5aリダクターゼ)を抑制するタイプ…薄毛家系の方にオススメ

・頭皮の血行を促進するタイプ…喫煙の習慣がある方、運動不足の方にオススメ

・頭皮や毛根に栄養を与えるタイプ…食生活の乱れが気になる方にオススメ

・頭皮の皮脂抑制、汚れ・老廃物を除去するタイプ…頭皮の脂が気になる方にオススメ

・毛母細胞を活性化するタイプ…髪が細くなってきた方にオススメ

 

このように、ブランドや知名度にとらわれず、自身の薄毛・抜け毛の原因を把握し、自分に合った育毛剤を選んでいきたいものですね。

 

参照:育毛剤のおすすめ

 

更年期サプリメントの選び方のポイントは?

多くの女性が悩まされる更年期障害。その症状は肉体的な症状から、精神的な症状まで様々なようです。頭痛やホットフラッシュ、イライラや不安感など…ひどくなる前に、適切な対策の検討を早めに行っていくことが求められますね。

 

一般的には閉経を挟んだ前後10年間を「更年期」と呼びます。

女性の体は女性ホルモンの影響によって一生を通じて大きく変化します。

特に40歳を過ぎた頃から卵巣の機能が低下し始め、更年期という時期にさしかかるとその低下が急激になります。これに伴って、卵巣から分泌される女性ホルモンの一つ「エストロゲン」が減少し、体の中のホルモンバランスが乱れます。ホルモンバランスが乱れると自律神経の調節が乱れ、ほてり・のぼせなど、体にさまざまな不調が現れます。このようなホルモンバランスの乱れによっておこる不調を更年期障害といいます。

 

そんな不調に効果的なのが更年期サプリメント。更年期サプリにはさまざまな種類があるので、どんな成分が配合され、どういった効果あるいは副作用があるのかをよく確認したうえで、自分に最適なものを選ぶことが必要です。

 

卵巣機能の低下によってもたらされるエストロゲンの減少をどれだけ改善することができるかが更年期対策の鍵となります。このエストロゲンの分泌を補う成分として有名なのが大豆イソフラボンです。エストロゲンと似た作用で不足を補い、女性ホルモンのバランスを調節する効果が期待できます。

しかし、最新の研究によって、この大豆イソフラボンエストロゲンと似た働きをもたらすためには、腸内でエクオールという物質に変換される必要があるという事実が判明しました。そしてこの変換は誰にでも行えるわけではなく、可能なのは日本人の2人に1人とも言われています。

 

そのため近年では、エクオールを直接摂取できる更年期サプリも登場しています。これまで大豆イソフラボンを配合したサプリを摂取しても十分な効果が出なかった方は、こちらを試してみるのも良いかもしれませんね。

 

参照:更年期サプリ